《MUMEI》

姉 「…ないしょだよ」
「今の事は」

翔太 「うん」

マックを食べ終えた姉さんが言ったんだ

姉 「翔太、しっかり食べた ね」

「もう、変な維持張ったり しないでね」

翔太 「…うん」

姉 「私、気をつけるよ」
「翔太を、かまい過ぎだよ ね」

翔太 「いいよ、気を使わな くて」

「けど、嫌な事は嫌って言 うから」

姉 「うん…」

「…急に御機嫌になったわ ね」

「お腹空いてたから、イラ イラしてたの?」

翔太 「それも、あるかも… けど…」
「姉さんが、見せてくれた ってのが、嬉しかったん だ」

姉 「裸なんて、お風呂で見 てるじゃない…」

翔太 「…今のは、ちょっと 違うじゃん…」

姉 「…」

翔太 「…」

姉 「……見たい?」
「もっと、ちゃんと」

翔太 「……うん」

姉 「…翔太も、見せてくれ るなら…」

翔太 「……うん」

姉 「…私、」
「下着、脱いだままだよ」

翔太 「うん…知ってる…」

姉 「翔太、見せてよ」
「おっきくなってるとこ」

翔太 「…うん」


俺、立ち上がって、
スエットに手を掛けたんだ
一拍おいてから

スエットとパンツを下げたんだ

勃起してるモノに、引っ掛からないよう
前を押し拡げながら


姉さんの視線は
俺のモノを見たまま動かなかった


姉 「…おっきい…」

「この、先っちょが、剥け るの?」

翔太 「うん…」

姉 「…剥いてみて」

翔太 「…」

姉 「痛いの?」

翔太 「うん…」
「小さいトキなら、なんと もないんだけど」

姉 「そうなんだ」

翔太 「…姉さんの……見せ てよ」

姉 「…うん」

その時だった
玄関の鍵を開ける音が聞こえたんだ

姉 「!…お母さん、帰って 来たぁ」

翔太 「!…」

姉 「ないしょだからね」

翔太 「うん」

姉さんが、母さんを出迎えに、玄関へ行ったんだ


母 「翔太、ご飯食べたの」
「そう、よかったわ」

姉 「うん、私、翔太にちゃ んと謝ったんだ」

母 「そう、仲直り出来たの ね」

姉 「うん」

そんな会話が聞こえて来たんだ


俺、リビングに行って
ぶっきらぼうに

翔太 「母さん、食べ足りな いんだ」

「何かない?」

母 「はいはい」
「直ぐ作るわね」

……

母さんの食事

やっぱ、美味しいや

姉さんが俺を見てた

姉 「凄い食欲ね」

母 「成長期ですものね」
「綾奈は食べないの?」

姉 「マック食べたもん、太 っちゃうよ 」

……

今まで通りの生活になったんだ

少し、違う事は

姉さんと、やらしい事をしたって事

お互いの性器を見せっこした事だ


自分の部屋に戻ると
姉さんが脱いだ下着が落ちてた

ヤバいよ、母さんに、こんなの見られたら

慌てて拾った隠したんだ

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