《MUMEI》
姉さんの過去
昼間、箱根の山を
姉さんと散歩したんだ

綺麗な沢があった

遊歩道から沢に下りて
水辺まで行ったんだ


翔太 「魚が居るよ」

姉 「うん」

翔太 「まだ、元気出ないの ?」

姉 「…あの時…足がすくん じゃって…」

翔太 「もう、いいって、そ の話しは」

姉 「聞いて!」

翔太 「…」

姉 「…自己嫌悪なの」

「翔太が助けてくれたのに 、私、翔太に何も出来な かった」

「ただ、怖くて」
「玄関のドア閉めて、震え てただけ…」

翔太 「…」

姉 「…昔ね」

「伯母さんの、お葬式行っ た時にね」

「…アツシに」
「乱暴されたんだ…」

翔太 「えっ?…」

姉 「…裸にされて…」
「触られたの」

翔太 「…」

姉 「怖くて、叫ぶ事も出来 なかった…」

「あの時と、同じね…」

「強く、なってない…私」

翔太 「…」

姉 「…」

翔太 「葬式って、たしか、 俺、小2だったよね?」

姉 「うん…」

……

中3の、アツシが
小3の姉さんに…

姉 「それからね」

「男の人と、話すのも怖く て」

「…今は、もう、平気だけ どね」

翔太 「強く、なってるじゃ ん」
「克服、してるじゃん」

姉 「…」

姉さんと、目が合った


翔太 「ちょっと来て」

姉さんの後を付いて行った俺

翔太 「危ないよ姉さん」
「あんまり奥に行っちゃ」

姉 「…」

でっかい岩の奥に行った姉さん

俺、黙って姉さんの後に付いて行ったんだ

姉さんが振り返った

辺りを見渡してから
姉さんが俺を見て

姉 「翔太、約束だったでし ょ」
「見せてあげる」

そう言って
姉さんが下着を脱ぎ出したんだ

翔太 「姉さん…」

姉さんの足から下着が外れた

姉 「脚、開くね」

スカートを捲って
姉さんが片足を岩の上に上げたんだ

姉 「見える?」

翔太 「…」

姉 「覗き込んで、いいよ」

俺、膝を付いて
姉さんの股間の前にしゃがんだんだ

翔太 「…」

姉さんの割れ目がハッキリ見えた

姉 「…中まで見たいでしょ ?」

姉さんの指が
ソコを左右に開いたんだ

翔太 「…」

薄い、ピンク色

姉さんの、内臓の色なのかなぁ

エッチな動画や写真のソレとは違って
とても綺麗な感じがした


姉 「見えた?」

うなづいた俺

姉 「…」

姉さん、黙って下着を付け出したんだ

……

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