《MUMEI》
同じ月を二人で見ていた
ひらりひらりと舞遊ぶ蝶越しにそれを眺めながら
そのすぐ傍らに誰かの影がある事に安堵する
いっそこの月が、満ちることも欠けることもしなければ
今日という日が永遠に続く筈なのに、と
そんな馬鹿な事ばかりが日々、脳裏をよぎっていた……
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