《MUMEI》

「ひゃっ!克哉さん///あっ!あの…おれ……シャワーとか…浴びてないですι仕事帰りだし…その…///」
「いい香りだ…興奮してくるよ」

そう言って彼の清らかな香りのする全身を舐め廻すようにキスをすると、膝まづいて彼の足にキスをした。



「んっ…冷たぃっ///」

テーブルに用意しておいたローションを彼の後ろに塗ると、締まりの良さそうなお尻がキュンと引き締まる。

「キミが温めれば、そのうちトロトロに温かくなるさ」

そう言いながら彼の後ろに指を2本ほど挿入していくと、アキラはその感覚に驚いて背中を仰け反らせていた。

「ンンッ…ぁ///」

指が気持ちよくなるくらい、彼の中は温かくて柔らかく、キュンと指を締め付けてきた。

「ぁ…んぐ…ん…く///」

アキラは指を動かす度に顔を真っ赤にして、声を出すまいと必死に口を塞いで抵抗していた。

「アキラ…声を出せ…」

苦しそうだったんで俺がそう言うと、両手で口を塞ぎながら何やらムグムグと言っていた。

「どうしたんだい?」

優しくそう問いかけると、潤んだ瞳で俺の方を見つめ息を上げながら苦しそうに聞いてきた。

「っは…と…隣に///…声…聞こえませんか?」

そう言われてふと思い出した。

彼を部屋に連れてきた時、隣の部屋からかなたの気持ち良さそうな喘ぎ声が聞こえてきた事があった。

「弟は子供の高い声だからよく通るんだよ」
「あぁ弟さん…だったんですか…ぁ…でも…俺もちょっと高いですし///」

そういえば彼は、普通の男性に比べたら少し高いかもしれない。

でもかなたのような子供に比べたら、どちらかというとハスキーな声だった。

「良い声だよ…鳴かせてみたいな…」
「あぅっ…ん///」

彼の後ろを舐めるように指を抜くと、いい声で鳴いてくれた。

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