《MUMEI》
気持ち
母さんが日曜日に出掛けたたんだ

親戚に呼ばれて

あの、伯父の話しみたいだった

翔太 「まだ何かあるのかな ぁ?」
「姉さん、何か聞いてる? 」

姉 「なんか、お金の話しみ たいだけど」

翔太 「いらないよ、あんな 親戚」

姉 「そうね、身勝手な人だ よね…」

翔太 「うん、俺、嫌いだ」

姉 「…ねぇ、翔太の部屋行 っていい?」

翔太 「…いいけど…」

姉さんと部屋に行ったんだ

姉 「翔太のエッチな DV D見ようよ」

翔太 「えっ?!」

姉 「私の性教育になるでし ょ 、」

「男の性欲、理解しなくっ ちゃ」

翔太 「けどぉ…」

姉 「いいじゃん」
「隠してある場所も知って るよ」

翔太 「姉さん!」

姉さん、勝手にパソコンを起動して

隠し場所を変えた
音楽CDの中から
エッチなDVDを取り出したんだ

翔太 「人の部屋、勝手に荒 らすなよな」

姉 「翔太も私の部屋、勝手 に入っていいよ」

翔太 「…」

そういう問題じゃぁないじゃん…

……

姉 「凄い…全部見えてる」

「うわぁ…ホントに、アレ 舐めたりするんだね」

「あっ……中に…出してる …ひどい…」

姉さん、無邪気に見てるけど

俺、落ち着かないよ


姉 「うわぁ…」
「翔太、これ、凄すぎじゃ ない?」

「男の人って、こんな…」

「なんか、汚く思えちゃう …お尻に、入れてるなん て…」

翔太 「…」

姉 「…この、女の人」
「よろこんでるよね?…」

「…何人にも、されて…」

「私、理解出来ないなぁ」

翔太 「…」

姉 「翔太、これ見て興奮す るの?」

翔太 「それなりに…」

姉 「…汚いよね、この、男 の人達の性器」

翔太 「女の人もだよ」
「姉さんのとは、違うよね 、…」

姉 「うん…翔太のは、綺麗 に見えたけど」

「お父さんのはね…」

……

見終えたとき
姉さんが言ったんだ

姉 「全然、興奮しないよ」
「コレ見ても」

「女と男で違うのかな?」

「興奮するトコって」

翔太 「わかんない…」

姉 「私ねぇ、お風呂で翔太 の見るの、楽しみだった んだ」

「翔太の視線とか、わかっ たし」

「あっ、また、見てるって 」

「翔太が立っちゃったとき とか、ドキドキだったよ 、私」

「足の、間、見たんだって 」

悪戯っぽく、姉さんが言ったんだ

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