《MUMEI》
交流会逆鬼ごっこ26
二十分は結構長い


走っていれば尚更


ただ真っ直ぐ逃げてたら、確実に捕まる


「楽しいな」

「っ!」


はえー!


つーか、耳元で囁くな


「おい、ぶつかるぞ」


目の前には、あの


修治と休憩した大木があった


こんだけでかけりゃ、いけるだろ


木を蹴るのは、ちょっと心が痛むけど


「ごめんな!」


ダンッ!


走ってきた勢いを止めずに、思いっきり木の幹を蹴った


んで、そのまま、飛び上がり、暁の両肩に、両手をついて


今度は俺が、暁の背後に立つ


逆鬼ごっこで鬼を捕まえたと判断されるのは


鬼を、掴み、動きを止める事ができた時、だけだ


だから


鬼に、触れるだけなら、捕まえた事にはならない


その逆に、俺が相手に触れただけなら、捕まえた事にはならない


…よな?


できればここで暁を押して、大木と激突とか


気絶させてーけど


さすがに、それはダメだよな


つー、わけで、また逃げるか!


それで、また捕まりそうになったら、同じ手を使うか


これなら、何とかなるか?

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫