《MUMEI》

「檜泉君大丈夫?」


檜泉は床で伸びていた。


「いいのいいの気にしないで、いきなりヒョーリに抱きつい罰よ」


私が一番に
抱きつこうと
していたのに
コノヤロー


星羅は足で軽く檜泉を蹴ったが、檜泉は反応なしに伸びていた。


「それにしてもヒョーリかっこいいよ、でも髪の毛どうするの?このままでも良さそうだけどね」


星羅は雹里の長い髪を1つに纏めてみては、さらっと手を離した。


「うーん分かんない、ひづきちゃんに任せるよ」


雹里はニコッと笑った。

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