《MUMEI》

「うん俺のイメージにぴったしだ」


黒と赤を貴重とした衣装、一つに纏めた銀色の髪、どこから見ても小さな騎士に見えた。


ひづきは頷きながらオッケーを出した。


「ひづきちゃん、次は何したらいい?」


ひづきはサングラスを取って雹里を見た。


「次檜泉君に衣装着てもらうから、そしたら劇の稽古始めよう」


「うん分かった、稽古はいつもの体育館で良いの?」


「うん!」


「分かった私先に行って練習してるね」


「うん、檜泉君の衣装チェックしたらすぐに行くからね」


ひづきはサングラスをかけ直した。

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