《MUMEI》 「ヒョーリ、良く来たね。 ヒョーリいきなりなんだけど、君にトランシルヴァニア魔国の魔王になってほしいんだ」 「あのどうして私に?」 「君には魔王としての才能がある、そして君が魔王になるのは生まれる前から決まっていたんだよ」 「私が生まれる前から…」 「そう、この世界は人間と魔族、魔族と言っても人間とは何にも変わらないんだけどね、ただ寿命が長くて魔術が使えるくらいかな ヒョーリ君の体の中にある魂は魔族の魂なんだ」 「えっ?」 いきなりのことで雹里は上手く飲み込めていなかった。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |