《MUMEI》 「ご、誤魔化さないで下さい!」 女はあれからしつこく将貴について周った。 「しつけえ…。 これ以上口聞いたら女でも容赦しねぇよ?」 「……っ??!」 女は途端に黙りこくり、俯いた。 「……ククク…ホント面白い女。」 将貴はその様子を見て愉快そうに笑った。 「か、からかったんですか!?」 「さあね。」 「いい加減にして下さい! 早く教えて下さい!」 「ったく、しゃーねーなー。 …あんたが俺に関わったことで、 あんたの身に危険が及ぶかも知れないっつーだけだ。」 前へ |次へ |
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