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《MUMEI》 姉 ｢ちゃんと、話そうよ｣ ｢私を避けてるのは、事実 でしょ？｣ 翔太 ｢…まぁね…｣ 姉 ｢私的には、そういうの 嫌なの｣ ｢家族旅行だって行きたい し…｣ 翔太 ｢…｣ 姉 ｢私を、エッチな目で見 たっていいよ｣ ｢別に、翔太なら…｣ ｢ずっと、裸、見られてる し…｣ 翔太 ｢俺、姉さんと、エッ チしたいってるんだよ｣ ヤケかな ぶっきらぼうに そう、本音を言ったんだ 翔太 ｢裸なんか見たら…｣ ｢めちゃ、辛いだろ…｣ ｢意識しないようにしたい から、ちょっと離れてよ うって決めたの｣ 結論を、ハッキリと姉さんに伝えたんだ 姉 ｢…エッチって…｣ ｢セックスって…事？｣ 翔太 ｢…｣ ｢…とにかく｣ ｢しばらく、そっとしとい てよ…｣ 姉 ｢翔太、｣ ｢私達、姉弟なんだよ｣ ｢この前は、ちょっとヤリ 過ぎたかなぁって…｣ ｢翔太を、刺激させちゃっ たって、反省してるけど｣ ｢……セックスは、ダメだ よ｣ ｢わかるよね？｣ 翔太 ｢わかってるから、離 れてるの…｣ 姉 ｢……｣ 翔太 ｢姉さん｣ ｢俺、姉さんを好きだよ｣ ｢だから、やらしく見たり したくないんだ｣ ｢好きな女の子の裸なんか 見たら…｣ ｢おさまりつかないょ｣ 姉 ｢翔太、それは、あんな 事した…｣ 翔太 ｢違う！｣ ｢言ったろ、姉さん、わか ってないって｣ ｢…もう、止めよう｣ ｢俺、寝るから…｣ 姉さんを、追い返すように部屋から出したんだ 叶わぬ恋かぁ… 何で、姉さんなんだろう… 身近な異性だから？ 違うな …もう…いいやぁ… ムリなものはムリ 諦めなくっちゃ… …… 前へ |次へ |
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