《MUMEI》 決心親の目を盗んで 姉さんと、 お互いの、肌に触れ合ってた 短い時間だけど 手を握ったり 素肌を撫でたり 時には、姉さんの胸を軽く揉んだりもしてた 次第にエスカレートしていった俺達 姉さんは、俺の勃起したモノを触って来る 握って、軽くしごいたりしてくれたんだ 俺も姉さんの下着の中に手を入れたりした 濡れてるのがわかる 姉 「ばれちゃう…」 「私を思って、ひとりでし てね」 「私も、今日は、しちゃう かも…」 姉さん、 俺にそう言って 自分の部屋に戻ったんだ 凄くドキドキしたし 興奮した そんな日々を送ってたんだけど… …… 俺、父さんも、母さんも好きだ… …間違ってるよ… 俺のしてる事… 姉さんを好きだ 家族としてじゃない 俺 姉さんと付き合いたい 姉さんと恋人になりたい 姉さんを独占したい 姉さんと、いつかセックスしたい 紛れも無い 俺の思いだった やらしい事、したいけど… ……このままじゃ、ダメだ 姉さんを 忘れなくっちゃ たぶん、これが正しい答えなんだ 姉さんに言おう そう、思ってたんだ なかなか、言う勇気が出なかった けど 姉さんに、買い物に誘われた日曜日に 俺、姉さんに伝えたんだ …… 家族旅行も行く 姉さんと距離をおかない だけど、もう、エッチな事はしない と 姉さんを彼女にしたい けど、それは出来ない事 忘れなきゃ そう、ハッキリ姉さんに話したんだ 俺、涙が出そうだった 姉さん 少し考えてから 姉 「…わかった」 そう、答えてくれたんだ 姉さんは 性的対象として俺を見てるかもしれないけど 好きって気持ちが俺とは違うんだな… ちょっと、エッチな事が出来る異性でしかないんだ だから、姉さんは辛くないんだな 俺、そう感じたんだ 姉さんが、あっさり返事をくれたから …… その日の夜 母さんの前で ムリヤリ笑顔を作って 晩飯食ったの覚えてる 辛くても これで良いんだ… …… 夜、ベットの中で もう、姉さんに触れられないんだ… もう、触れられる事も… 無いんだ… 涙が止まらなかったんだ ……… 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |