《MUMEI》
父と母
夏休みに入って直ぐだった
姉さんが泊まりで海に行くんだってさ


女友達とって話しだけど

どうだかねぇ


翔太 「母さん、晩飯何?」

母 「何か食べたい物ある? 」

翔太 「冷し中華」

母 「はい、わかったわ」
「直ぐ作るわね」

母さんと、だいぶ普通に話すようになってた俺

母さんも、笑顔を見せるようになってたんだ


……

姉さんが居ない家

母さんと二人だった

翔太 「母さん、入るよ」

母さんが入浴してる風呂に裸で入った俺

母 「珍しいわね」

翔太 「ねぇ、父さんと別れ るの?」

単刀直入に聞いた俺

母 「…心配なの?」

翔太 「まぁね」
「まだ、答えられないなら いいよ」

「もし、別れても」

「父さんは父さんだし」
「母さんは母さんだからね 」

母 「…」

翔太 「姉さん、カレシとお 泊りかな?」

髪を洗いながら
母さんに話し掛けた俺

母 「さぁ…どうかしらね」

「教える事は教えたつもり よ」

「後は、綾奈が決める事」

「詮索はしないわよ」

母さんも、少し、家族に冷めてるのかな?

髪を洗い流してから
母さんに言ったんだ

翔太 「ねぇ、母さん」

「ムチャな事かもしれない けど」

「母さんの、性器見せて欲 しいんだ」

真顔で言う俺に、母さん戸惑ってた

母 「…」

翔太 「何を見ても、探して も」
「詳しく乗ってないんだ」

「子供が出て来る穴と、オ シッコ出る穴って違うの ?」

淡々と聞く俺に

母 「…違うわよ」

と、答えた母さんだった

母 「…」

翔太 「ふーん、そっかぁ」

母 「……一度だけよ」

母さんが、そう言ったんだ

湯舟から母さんが出て

バスタブに片足を乗せたんだ

指で毛を分けた母さん

母さんの性器が丸見えになったんだ

母 「外と、中に、ヒダがあ るの」
「見える?」

「真ん中の、この突起が、 クリトリスよ」

「男性ならペニスになる場 所ね」

母さん、指で拡げて見せてたんだ

俺、完全に、勃起してた


母 「真ん中に大きな穴、あ るでしょ」

「ここが、膣の入口」

「子宮に繋がってるのよ」

「ここから赤ちゃんを産む のよ」

翔太 「…」

母 「その上に、小さな穴が あるでしょ?」

翔太 「…わかんない…」

母 「ここよ」

母さん、さらに大きく開いて

指先で小さな穴を教えてくれたんだ

母 「ここが、オシッコ出る 穴なの」

覗き込むようにして見た俺

翔太 「…俺も、ここから出 て来たんだね」

俺、人差し指で膣の入口を触ったんだ

母 「……そうよ」

「綾奈も、翔太も、ここか ら出て、産声を上げたの よ」

そのまま、人差し指を入れていった俺

母 「ダメよ、触っちゃ」

母さんが優しく行ったんだ
けど、俺

人差し指をかなり奥まで入れたんだ

知りたかったから

……母さん

少し、濡れてるみたいだった

家族だって、こうなって普通なんだ

そう、思った俺だった


指を抜いた俺に

母 「翔太はペニス、だいぶ 剥けて来たわね」

翔太 「うん」

「オナニーするとき」

「言われたように、なるべ く剥いてるから」

母 「お風呂でも、皮剥いて 洗うのよ」

翔太 「そうなの?」

母 「そうしないとね、カス が貯まるの」

「臭くなったり、病気にな ったりするのよ」

そう言って、母さんが
俺のペニスの皮を、そっと剥いたんだ

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