《MUMEI》 仕打ち最近、また、間宮さんと会って 話し込んだりしてるんだ 夏季講習の後 待ち合わせしたりして 間宮 「翔太君、急に学力あ がったよね」 「特別な勉強方法でもある の?」 翔太 「別に、普通にやって るだけだよ」 間宮 「えー、嘘だぁ」 翔太 「ホントだよ」 間宮 「ねぇ、教えてよ」 翔太 「何を?」 間宮 「翔太君の勉強方法」 翔太 「うん、」 「なら、今度、家に来る? 」 そんな話しをした、何日か後 間宮さんが家に遊びに来たんだ 姉さんは、どうせ居ないし 母さんは、仕事を探すって、知り合いを訪ねに出掛けてた 俺の計画通りだったんだ …… 間宮さんの苦手な理数系 翔太 「方程式は、丸暗記で も良いんだけど」 「何で、そうなるか、一度 かみ砕いて理解した方が 、後々楽だよ」 「時間掛かっても、自分で 方程式を分解してみれば 、意味がわかるから」 「それと、問題集は数やる ことかな」 「数学は、時間との戦いだ よ」 「テストは、解る問題から やるんだ」 「残りの時間で、考える問 題をやるの」 「そうすれば、焦らないか ら」 間宮 「うん、…数って、こ れ、全部、翔太君、やっ たの?」 翔太 「うん、家、お金の事 、あまり言わないから」 間宮 「問題集の金額じゃな くて…」 「…凄い、数だよ…」 翔太 「あっ、それ、最近の 2ヶ月分だから」 間宮 「に、2ヶ月?!」 「一年分ぐらいあるよ…」 翔太 「……友達、いないし ね…やること、無いから」 わざと、悲しそうに言った俺 間宮 「……ごめん…」 「私の、せいだよね…」 翔太 「…」 間宮 「違うの!」 「友達に、ちょっと相談し ただけなんだけど…」 「その子が…」 へぇ〜、それが言い訳なんだぁ 翔太 「…」 間宮 「…怒ってる、よね… 」 翔太 「…少しはね」 間宮 「ごめんなさい…」 「謝ろうと思ったんだけど ……なかなか…言えなか ったの…」 翔太 「そう…」 間宮 「…」 翔太 「何で?また、俺にメ ールするようになったの ?」 間宮 「……」 翔太 「間宮さん、俺の事、 まだ好きなの?」 高飛車な聞き方したんだ 別に、嫌われても、俺、痛く無いしね 間宮 「…うん…」 「やっぱり……好き」 「変な事になっちゃって」 「もう、いいやって思った のも、ホントなんだけど …」 「…私、翔太君の事、好き だよ」 翔太 「…間宮さん…」 俺、間宮さんを抱き寄せたんだ 間宮 「ぁっ…」 翔太 「嫌なの?」 抱き寄せた間宮さんの胸を揉んだんだ 翔太 「また、みんなに言い 触らしてもいいよ」 「俺が、間宮さんにやらし い事したって」 間宮 「…」 翔太 「正直…悲しかったな …間宮さんが…」 間宮 「…ごめんなさい…」 翔太 「もう、いいよ」 「ホントに、俺を好きなら 、触らせてよ」 間宮さんのスカートに手を伸ばした俺 間宮 「えっ??」 戸惑う間宮さんに 翔太 「見たい、触りたい」 「秘密を、共有したい」 そう、言ったんだ 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |