《MUMEI》

ショータ

今からアメリカに帰るね

ショータに会いたくて
パパにムリ言って日本に来たの


私ね、ターニャの代わりでも良いって思ってた

ショータとセックスしたかったの


ショータにレイプされた所、見られたの
辛かったよ


好きな人に、惨めな姿、見られたくないよね


ショウタが、それを思い出して興奮するって

ちょっとショックだったけど

でも、私の事をちょっとでも、意識してくれてたからでしょ?


もう、悩まないよね

ショウタ、私の身体
全部知ったもんね


私ね、ショータとセックスしてみてわかったんだ

自分で思ってるより
ショータの事、好きだったんだなって


ありがとう
ショータ


じゃぁね

飛行機の時間だから
……

……

そうだよな

パメラは本気で俺なんかの事を…


なのに…俺…


決めたのに…

ホントに好きな子じゃなきゃ
やらしい事、しないって


なのに…

あんなに、やらしい事を

パメラと…


俺…


自己嫌悪になるのに



パメラとセックスした

アナルセックスまでした

俺の精子を美味しそうに舐めてたパメラ


それを思い出しながら

右手で慰めてたんだ


……

暫く時が過ぎて
少し、冷静になると

パメラ、俺と恋人になりたかったんだ

じゃなきゃ、エッチなんかしないよ


誰かの代わりでいいなんて、思うはずない


結局、俺、パメラと遊びでセックスしたって事だよね

…パメラ、ずっと勘違いしてるんだなぁ

俺が、ターニャを好きだって

…たしかに、ターニャ
めちゃくちゃ美人だけどね
……

姉さんを、忘れなきゃ


誰かを本気で好きになりたいな

そう思う自分と

セックスだけでいい
色んな国の
色んな女子とセックスしてみたい

そう思う自分が居た


一つだけ、ハッキリしてる事は

俺の中に、
凄く悪い自分が居るって事だ

理性って、どうやって鍛えればいいんだろう?

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫