《MUMEI》

パメラとデートした
3日後

俺、ホテルに招かれたんだ
パメラの両親も一緒だった

超豪華な昼食をごちそうしてくれたんだ

凄く陽気に、俺と話す
パメラのお父さん

パメラのお母さんも
ずっと笑顔だった

英語と日本語が混ざった
なんとも不思議な会話だったけど

…素敵な家族だなぁ…

そう、思ったんだ


家族かぁ…


夕方から、パメラの両親はパーティーに行くんだって
パメラ、俺とデートして来ると、言って

俺の手を引き
ホテルから出たんだ

パメラのお父さんも、お母さんも
笑顔で、俺達を見送ってたんだ


娘が男とデートするって言って
笑顔なんだなぁ


パメラに手を引かれながら、俺、不思議な感覚でいたんだ

それとなく
パメラに聞いたんだ


パメラ 「why.?」

クスクス笑い出したパメラ
パメラ 「私が、ショータに 会いに、日本に来たがっ てるの、知ってるよ」

「ねぇ、ドコ行く?」

パメラが明るく言ったんだ

急な夕立

ずぶ濡れになりながら
寮に戻ったんだ


翔太 「土砂降りだったね」

パメラ 「ドシャブリ?」

翔太 「ハリケーン」

パメラ 「hurricane.」
「Yes」

俺が渡したタオルで髪を拭きながら
パメラが笑って言ったんだ
パメラ 「日本語、難しいね 」

パメラの服が透けてた

ノーブラだ

パメラをチラ見してた俺


パメラ 「ショータ、Shower 」

翔太 「あっ、うん、使って 、何か着替え…」

パメラ 「ショータも、一緒 ね…」

翔太 「!…」

パメラが服を脱ぎながら
そう言ったんだ

翔太 「だ、ダメだよ…」

パメラ 「…」

俺、パメラの裸を見ないように
背を向けたんだ


パメラ 「そんなに、ターニ ャが好きか?」

翔太 「そうじゃないよ…」

「!…」

背中にパメラの温もりを感じたんだ


俺の背中に抱き着いたパメラ


パメラ 「レイプされた、女 は嫌か?」

翔太 「そんなんじゃないよ …」

「俺、パメラを嫌いじゃな いよ」

「可愛いし、素敵だと、思 うよ」

「けど、…」

パメラ 「STOP!」

「わかってる…」

「…言わないで…」

パメラ、泣いてるのかな?
……しばらくそのままだった

けど、いきなりパメラ
俺のペニスを触ったんだ

パメラ 「Erekuto、してる ね」

翔太 「パ、パメラ!」

パメラ 「Shower」

パメラに手を引かれた俺だった

パメラ 「ショータ、服来て Showerするのか?」

翔太 「…」

俺、必死に理性をかき集め
パメラが着れそうな
ジャージを渡したんだ

翔太 「風邪ひくよ…」

パメラ、むくれながら
一人でシャワーに行ったんだ


俺の部屋で
女子がシャワーを浴びてる……

妙な興奮が俺を襲ってた


こんな経験、無いしなぁ


バスタオル一枚巻き付け出て来たパメラ

俺、理性が吹っ飛びそうだったから

入れ替わりに
バスルームに行ったんだ


落ち着けよ…

いきり立った、自分のペニスに話し掛けたけど…


効果なんか無いよね

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