《MUMEI》

話し声が聞こえる…


ぼんやり、話し声を聞いてた


段々と、意識が戻って来たんだ…


こいつら、売春組織…

ヤクザだ…


…相沢が殴られてるようだった

木島 「上玉連れて来なきゃ 話しになんねーだろうが ぁ!」

相沢 「すいません、すいま せん、すぐに…」

木島 「…ったく…」

「使えねー奴だ…」


うっすらと、目を開けた俺
ベネッサ、まだ犯されてた
ベネッサの、彼氏の友達に…

上級生の人に…

悲鳴もあげず、なすがままのベネッサ…

…ベネッサの彼氏は、泣き崩れてた…


木島 「中に出せよ」

「同級生に中出し、なかな か出来ないだろ?」

「彼氏の前で、同級生に犯 される」

「」なかなかの余興だな


こいつ…クズだ

ヤクザみたいだ…

ヤクザかぁ…
俺…殺されるのかも…


そう、思ったんだ


不思議と、恐怖心はなかった

何でだろう…


木島 「おっ、少年の目が覚 めたか?」

虚ろな俺に

水を掛けろと指示した木島

バケツの水が掛けられたんだ


木島 「美人なんだろ?」

「ロシアの女」

「痛い思いする前に、呼べ って」

俺に、優しく話し掛ける、木島


汚い顔したオッサンだなぁ…

相沢 「早く呼べよ!」

また、相沢が俺を殴ろうとしてた

木島 「まぁ、まてって…」

「おい、その黒人女を連れ て来い」

デカイ、タトゥーをした黒人男が
ベネッサの腕を抱えて
俺の前に連れて来たんだ


木島 「少年、オマ〇コ、見 た事あるか?」

「その、ロシア女ともやら せてやるからよ」

「な、わかるだろ?」

「自分が何をすればいいの か?」

…気違いだ…こいつ…


黒人男がベネッサの足を開かせ
俺に丸見えになるようにしてた

太い指で開かれた
ベネッサの股間


黒い肌の中の、赤い肉穴には

真っ白な精子が垂れ溢れてた


木島 「さぁ、連絡取りな」

翔太 「…断る…」

やっと、声が出た

木島 「…大人を、舐めんな よ…」

ドン!

は、腹に…蹴り…が…

胃が、痙攣した

呼吸が、出来ない


相沢や、ベネッサの彼氏に殴られるのと、違う…


く、苦しい…


木島の命令で

俺、デカイ黒人男に殴られる事に…


腕、俺の足ぐらい太いんじゃ…

…死ぬな…

きっと…


木島 「もう一度、聞く…」

「女を、呼べ…」

翔太 「…嫌だよ…」


木島 「強情な奴だな」

「何で、そんなに嫌なんだ ?」

「言ってみろ」


翔太 「…彼女、達はね…」

「アンタらみたいな奴らに ゃ、もったいないんだよ」
木島 「女子高生だろ?」

「半分は、金、くれてやる さ」

「彼女達にとっても、悪い 話しじゃねーんだよ」

「バイトさ、バイト…」

翔太 「脅して、バイト?」

「よく、言うね…ヤクザさ ん」

木島 「初めはレイプでいい んよ」

「どうせ、犯されたなら」
「金になるならバイトする 、そう言うもんなんだよ」

翔太 「…バーカ…」

「金持ちばっかだよ」
「うちの学校は…」

木島 「わかってねーなぁ、 少年…」

「ベネッサは、喜んで売り 、やってたぜ…」

「止めるなんていわなきゃ よ…こんなめに、あわね ーのになぁ」

翔太 「…」


木島 「もう一度、聞く」

「女を、呼ぶか?」

……

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