《MUMEI》

綺麗な瞳に見つめられ、
由里香の顔は赤く染まる。


「手伝ってくれないか?」


甘く低く響く声。


由里香の顔は更に火照った。


「まさ………っんん!?」


急に口を塞がれる。


将貴は由里香にキスをしたまま、
体ごとこちらに向けた。


「や……んん!…っ!」


息を吸う間もなく口を塞がれる。


「っ!?」


今度は舌を絡めてきた。


何度も角度を変えて、
舌を絡めて来る。


由里香は息苦しくなり、
将貴の胸板を叩いた。


「ハァハァ…もう、いきな……んっ!?」


ようやく放されたと思ったらまたキスを落とされる。


「まさ……っ……き…んっ……や……んん!!」

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