《MUMEI》
プレーボール
「プレーボール」    審判が高々と空に手を挙げた。          「おねがいします」   バッターがバッターボックスに立つ。       嵐山が第一球投げた。   ズパーンー      「す・ストライーク」  同じ球が、三球続いたが、バッタは振らずに、三球三娠。それが、三人続いて三者連続三球三娠。    「高校三年時の西住院戦より調子いいんじゃない?」「関外第付属戦より調子悪いよ!」

前へ |次へ

作品目次へ
ケータイ小説検索へ
新規作家登録へ
便利サイト検索へ

携帯小説の
(C)無銘文庫