|
《MUMEI》 何日か経って 父さんがアメリカに戻る日が来たんだ 俺、父さんと飯食いながら話したんだ 俺は父さんにハッキリ言ったんだ 翔太 ｢昔みたいな家族には なれないよ｣ ｢もう、統べてがバラバラ だしね｣ ｢父さんと母さんの事はさ 、男と女で考えてよ｣ ｢子供の事を考えるなら、 新しい形を見付けてよ｣ ｢壊れた物は、元通りにな らないよ｣ 父さん、そうだな、と普通に答えたんだ その話しはそれで終わりだった 俺の生活の話しになったんだ 父さん、なんか変わったなぁ 俺に通帳を預けた父さん 学費は、ここから引き落とせって カードも渡された 必要な物は、これで買えと …ゴールドカードだ 家族カードだけど …コンビニで使えるのかなぁ？… その他に、毎月、今までの口座に仕送りするって… 金は心配するなって事かぁ 卒業出来なかったらシバくと言われた俺 父さん、その時は親父の顔だった ビールを飲まされ 少し酔った俺 未成年に飲ます父親ってどうなの？ 父 ｢５月に、また、帰国す る、母さんの返事を聞く ためにな｣ 父さん、そう言ったんだ 母さん、まだ、返事してないんだ …… 姉さんの話しは全然出なかった 姉さん、何してるんだろう？ 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |