《MUMEI》

アミさん、早番だから
7時には終わるって

俺、アミさんが店を終わるのを待ってたんだ

繁華街のテナントビルの出入り口で


人の目が気になる…


何で見るんだよ…俺を…


アミ 「お待たせ」

アミさんが来たんだ

同僚の人も一緒だった


「あれ?…アミ、その彼、さっきのお客さんじゃん」
「逆ナンしたの?!」


アミ 「イケメンだからね」


「マジ?!」


アミ 「嘘よ、知り合いなの 、行こう、翔太」

アミさんに腕を取られて歩き出したんだ


翔太 「…大丈夫なの?」

アミ 「何が?」

翔太 「俺と…見られて」

アミ 「…?」

「変な気を使わないで」

「ご飯、まだでしょ?」

アミさん、笑顔でそう言ったんだ


洒落た居酒屋さん…

アミさんと二人で…

何か、変な感じ…

アミ 「怪我は、もう、大丈 夫なの?」

翔太 「うん…」

一通り話してた時だった

タクマ 「翔太!」

「よかったぁ…生きてたぁ 」

急に現れたタクマさんに抱き着かれたんだ

翔太 「く、苦しいってばぁ …」

ナゼが乾杯する事になり

3人で乾杯したんだ


俺の怪我の話しの後

タクマさんが言ったんだ


タクマ 「言い訳じゃないけ どな…」

「ターニャの事なんだ」

……

翔太 「…マジ?…」

タクマさんとアミさんがうなづいたんだ


ターニャと、アミさん、親戚?

アミさんのお婆さんが

ロシアの人なんだって

アミさん、クオーターなんだ…


ターニャは、生まれてからずっと日本で暮らしてるんだって

日本で生まれると

日本の国籍が貰えるんだって


だから、ターニャ、母国語、話せなかったんだ


ターニャ、タクマさんを好きになったみたいなんだ

タクマさんに纏わり付いてたんだって

アミさん、それをムカついて

ターニャを酔わせて寝かせたんだって

……

あの、眼鏡のガキ…

アミさんの弟なんだって…

まさか、弟が、ターニャをレイプするなんて…


タクマ 「責任逃れするつも りは無いよ…」

アミ 「シバいといたけど… …ターニャは…傷付いた ままよね…」


翔太 「待って…頭が混乱し てるんだ…今…」


生ビールを一気に飲んだ俺

わけわかんないよ、

……

何か、俺とターニャが付き合ってたって話しになってるし

あの件が原因で、別れたみたいな話しになってるし…

翔太 「俺、ターニャの彼氏 だったこと、無いよ」

タクマ 「へっ…?」

アミ 「?…??」

……

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