《MUMEI》

アミ 「タクマ、UV塗って よ」

「商売柄、日焼けはちょっと、マズイのよねぇ」

タクマさんがアミさんの胸から塗ろうとしてたんだ

アミ 「そこは自分で塗れる わよ、背中塗って!」


二人のバカなやり取りを、見てたけど

なんかいいよね

伴侶かぁ…

彼女かぁ…

俺は、ムリだろうなぁ…


ターニャ 「アミ、私にも塗 ってよ」

あっ、ターニャもビキニだぁ!


うわぁ…綺麗だなぁ…

手足が長いから

ホント、モデルみたい…

こんなにスリムなのに

胸、大きいんだ…


ターニャ 「何…見てんのよ …」

翔太 「ターニャ、モデルさ んみたいだぁ」

「ホント、綺麗だぁ…」

言ってから、しまった!と思った

ジロジロ見たって言ったようなもんだし

何で、俺、そんな事、
口にだしちゃったんだろ

ターニャ 「あ、あにょ…」
「変なお世辞…」

タクマ 「あれぇ?」
「ターニャ、真っ赤じゃん 」

アミ 「翔太君、お世辞なん て、気、効かないわよね ぇ」

「思わず、出た、本音ね」

翔太 「…」

そうかもしんない

だって、ホントに綺麗なんだもん

俺、ターニャから視線を外したんだ


ターニャ 「私、肌弱いんだ からぁ、アミ、塗ってよ」
アミ 「翔太君に塗ってもら いなさいよ」

ターニャ 「えっ?!」

アミ 「べつにおっぱい揉ま れるわけじゃないんだか ら、いーじゃない」

ターニャ 「…変な所、さわ んないでよね」

サンブロックのチューブを渡されたんだ


ターニャの背中

スベスベだぁ…

き、緊張するなぁ…


タクマ 「翔太、水着めくっ て中まで塗らないと、日 焼け後クッキリのこっち ゃうんだぜ」

ターニャ 「そこは自分でや ります」

タクマ 「残念だったな、翔 太」

タクマさん、笑ってやんの
……

女子の水着披露は直ぐ終わっちゃったんだ

タクマさんがパラソルから出て遊ぼうなんて言うから

ボートを借りて海に行ったんだ

女子達、帽子までかぶってた

日焼けしたくないなら、海来なきゃいいのに

女ってわからない生き物だよなぁ…


タクマさんとアミさんがいちゃつきだしたんだ

水着の中の、おっぱい触ってたぁ!

タクマ 「やっぱパットかぁ 、乳デカすぎっておもっ たんだよな」

アミ 「バラさないでよ!」

「黙ってれば、翔太、わか んないんだから」

タクマ 「なんだぁ、翔太に 見せるための水着かぁ」

アミ 「アンタ、中身しょっ ちゅう見てんじゃない」


ターニャ 「少しは落ち着い たら?」

「何年も一緒にいるのに、 まだそんな事して」

「結婚したんでしょ」

「早く子供でも作って落ち 着いたら?」

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