《MUMEI》 都内に戻って来た頃には ターニャ、少し元気出てきたんだ 午後1時過ぎだった 何か食べようって話しになったんだけど ターニャが、お店は嫌だって… 化粧も崩れちゃってるからって 崩れてるの? 俺、まったくわからなかった タクマさんが言い出したんだ 俺ん家で、何か食べようって タクマ 「いいじゃんかよ」 「高層マンション、行って みたいんだよ」 アミ 「私もぉ!」 …… 強引なんだから… 冷食の天ぷらと ざるそば、を作ったんだ タクマ 「あっビール発見」 翔太 「どうぞ、好きなだけ 飲んで…」 タクマ 「ゴチ!」 タクマさんはビールがあれば御機嫌なんだね… アミ 「凄い眺めねぇ…」 「富士山が見えるし、あれ 、ベイブリッジかなぁ?」 翔太 「たぶん、レインボウ ブリッジだと、思うよ…」 アミ 「あら…言い間違いよ …細かいなぁ…」 翔太 「食べようよ」 「ターニャ、大丈夫?」 ターニャ 「うん、もう、大 丈夫、ごめんね… 」 翔太 「何が?」 ターニャ 「…」 ターニャが俺の腕を指差したんだ みみず腫れになってた パニクった、ターニャが、しがみついたから 引っ掛かれたんだ タクマ 「だいたい、溺れた ターニャが水飲んで無い のに」 「翔太、ゲホゲホなんだも んなぁ…」 翔太 「面目無いっす…」 ターニャ 「私がしがみつい たからだよね…」 「私、パニックで、息、止 めてたんだ…きっと…」 翔太 「無事だったんだから 、いいじゃん…食べよう よ」 アミ 「ターニャのお尻触れ たしね」 「ボートに上げるときさ」 翔太 「必死だったんだょ… 悪気は無いょ…」 「よく、覚えてないよ…」 タクマ 「わざとさわるんだ ったら、もっとしっかり 触るよな、いや、揉むな」 翔太 「…」 もう、酔っ払ってんの?… ターニャ 「翔太、ありがと う…」 翔太 「酔っ払っいはほっと いて、食べよう」 ターニャ 「うん」 …… 午後4時 みんなかなり酔ってた 俺、お酒、足りなくなって買い出しに行ったんだ アミさんと、ターニャが口論してた… タクマさん、飲みっぱなしだし… アミ 「意気地無し!」 「ハッキリしなさいよ!」 ターニャ 「何よ、人事だと 思って!」 アミ 「何回、ウジウジ泣い てるアンタを慰めたと思 ってんのよ!」 ターニャ 「…」 アミ 「手遅れになってもし らないからね!」 ターニャ 「…だってぇ…」 何の話し? ターニャ、泣きそうだしそうだった… 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |