《MUMEI》
好きという気持ち
ターニャ 「どんな人、話し て…」

俺、姉さんとの事を、話したんだ

……

ターニャ 「バージンを、あ げたんだ…お姉さん…」

「最近また、そういう仲だ ったんだね…」

「何が違うの、他の女の子 と?」

翔太 「何って…」

「楽なのかな?…」

「見栄張ったり、隠し事し たりしないで済むし」

「ありのままの自分を出せ る…からかな…」

ターニャ 「そっかぁ…」

………

ターニャが何か考えてたんだ

ターニャ 「翔太、送って」
翔太 「えっ?…あぁ、うん 、わかった」

何を期待してるんだよ、俺……

ターニャを、送らなきゃ

もう、10時じゃんか…


送ったら

終わっちゃうんだな…

そう、わかってた事じゃんか…

…わかってた……事だよ…

ターニャを車で送ったんだ

ターニャの家…

ターニャ、一人暮らしなんだ…

普通の綺麗なアパートだったんだ

ターニャ 「翔太、手伝って 」

翔太 「えっ?…」

ターニャ 「ほら、早く!」

翔太 「あっ、はい」


鞄に荷物を詰め込んで

車に乗せたターニャ

ターニャ 「行こうよ」

翔太 「どこへ?…」

ターニャ 「翔太の家…」

「まだ、結論出てないでし ょ…」

翔太 「あっ…うん…」

少し、喜んでる俺が居た


ターニャと、もっと一緒にいたい

そう、思ってる俺が居たんだ

………

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫