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《MUMEI》 ターニャ ｢ねぇ翔太｣ ｢ずっと、私と一緒に居て 飽きない？｣ 翔太 ｢俺は、ぜんぜん…｣ ｢ターニャ、つまらないだ ろ？｣ ｢どっか、遊びに行く？｣ ターニャ ｢…行かない…｣ ｢これから、詰まらない話 しするから｣ 突然、ターニャがそう切り出したんだ 結論なんだ… そう、直感したんだ 翔太 ｢先に、俺から話して いい？｣ ターニャ ｢うん…｣ 翔太 ｢俺、ターニャと、も っと一緒にいたいんだ｣ ｢楽しくて、たまらないん だ｣ ｢ターニャとの、生活が… …｣ ｢セックスなんて、どうで もいいよ…ターニャと、 一緒に居たいんだ｣ ターニャ ｢うん｣ ｢私も、翔太と一緒に居て 、凄く楽しいよ｣ ｢…だから…どうしても、 解決しなくちゃならない 事があるんだ…｣ 翔太 ｢…｣ ターニャ ｢…全部、話して …｣ ｢今までの、女性関係…｣ ｢どんなセックスしたかも …｣ ｢…全部、話して…｣ ｢翔太の、性癖も…｣ 翔太 ｢…わかった…｣ 結論がどうなるかなんてわからない ありのままに話すだけだ 元より、縁無いような素敵な女性なんだ 嘘、付いて、バレるのをビクビクしてるぐらいなら いっそ…この場で 翔太 ｢…初めね…俺…｣ 今まで、忘れてた 雨宮さんの事から 母さんにフェラチオしてもらった事も アナルセックスした事も 全部話したんだ …… 翔太 ｢忘れてる事がなけれ ば、これで全部かな？｣ ターニャ ｢…寮で、もっと 遊んでると思ってた…｣ ｢…意外だなぁ…｣ ｢…けど、パメラが言った 通りね…｣ ｢半端ない…スケベだね… 翔太…｣ 翔太 ｢……｣ ターニャ ｢翔太と付き合え たら、パメラにも言うよ｣ ｢私、結婚前提だよ…｣ ｢重たい、女だよ…｣ ｢そりゃ、付き合って見て 、どうしてもムリなら…｣ ｢仕方ないけど……｣ 翔太 ｢うん…｣ ターニャ ｢次は、私の番ね …｣ いきなり、ターニャが頭を下げたんだ ターニャ ｢ごめんなさい｣ やっぱ、こんな変態な俺なんかじゃ… 付き合えないよなぁ… 涙が出そうなのを、じっと堪えたんだ パメラ ｢翔太の、携帯、見 ちゃったの…｣ ｢私、最低よね…｣ ｢人のプライバシーを…｣ ｢二度としない、誓います 、…ごめんなさい｣ えっ…？！ 翔太 ｢そっかぁ…付き合え ないって話しじゃないん だぁ｣ ｢よかった…ぁ…｣ よ、よくない！！ 翔太 ｢写メも？…｣ ターニャがうなづいたんだ 翔太 ｢メールも？｣ また、ターニャがうなづいたんだ だ、だって、姉さんとのハメ撮りとか 妊娠なんちゃらのメールだって… ターニャ ｢見といて…悪い のは、私なんだけど…｣ ｢ショックだったの…｣ ターニャが泣き出しちゃったんだ あ、あれを見られたんだぁ… …… なんか、二人で泣いてたんだ …… ターニャ ｢悪い事だって… 思ったんだけど…｣ ｢…気になっちゃって…｣ 翔太 ｢うん…｣ ｢いいよ…ターニャなら… …｣ 恥ずかしいやら、みじめやらで 涙が… ターニャ ｢…私も、全部見 せるから…許して…｣ 翔太 ｢？…｣ ターニャ ｢取られたムービ ー…｣ ｢…嫌いに…ならないでね 、約束だよ…｣ 真っ白なＤＶＤを、ターニャが鞄から取り出したんだ あの、ＤＶＤだ… 前へ |次へ |
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