《MUMEI》

翔太 「俺も、不安なんだ」

「俺、直ぐやらしくなっち ゃうし…」

「根暗だし」

「ターニャ、学校でも、モ テるだろうし…」

「誰か、良い男が出来て、 取られちゃうかも…」

「愛想尽かされちゃったら …」

「そう、思うと不安になる よ…」

「格好悪いよね、俺…」

「ターニャを繋ぎ止める材 料なんて、何も無いんだ もん…」

「だから…必死なんだ」

「ターニャに、嫌われない ように…」

「俺が出来る事なんて、あ んまり無いけど」

「少しでも、ターニャが幸 せになるように」

「出来る事を探してるんだ …」

「お母さんに…連れ帰され ちゃうんじゃないかって ……怖かった…」

ターニャをしっかり抱きしめたんだ

翔太 「ゆっくりでいいから 、色んな事、話そうよ」

「希望も、不安もさ」

「何でも、話そう」

……

ターニャが、こっちを向いたんだ

ターニャが、俺の胸に甘えて来たんだ

ターニャ 「…エッチ無しで も、私を好き?」

翔太 「うん…」

「好きだよ」

「ターニャが良いって言う まで、しなくてもいいよ」
ターニャ 「……」

ターニャが俺の顔を見たんだ

ターニャ 「…ホントかなぁ ?…」

「まだ、こんなに…」

翔太 「痛ぃょ!」

ターニャにペニスを掴まれたんだ

ターニャ 「おっきくさせて るくせに…」

翔太 「し、仕方ないょ、そ れは…」

「ターニャが、こんな近く に居たら…」

ターニャ 「…スケベ…」

翔太 「…」

ターニャ 「あっ…」

ターニャが身体を急に起こしたんだ

翔太 「どうしたの?」

ターニャ 「嘘…」
「まだ、早いのに…」

翔太 「ターニャ?」

ターニャがトイレに駆け込んだんだ

……

ターニャが戻ってきた

ターニャ 「…生理、…来ち ゃった…」

翔太 「ビックリしたぁ」
「具合悪いのかと思ったょ …」

ターニャ 「だって、まだ、 一週間ぐらい…先だょ…」
翔太 「具合悪く無いならい いじゃん」

ターニャ 「…わかって無い よ、翔太…」

翔太 「?…」

ターニャ 「私、そんなに狂 わない方なの」

「…こんなに、狂ったら、 安全日、わからないじゃ ない…」

翔太 「…」

ターニャ 「中に、出したい んでしょ?、翔太」

翔太 「……ピル、ダメだか んな…」

「副作用、あったら大変だ からね」

ターニャ 「…だって…」

翔太 「いいよ、スキンしよ うよ」

ターニャ 「嫌!」

翔太 「…ターニャ?…」

ターニャが真剣に怒るから……

ターニャ 「嫌よ…」

翔太 「何で?」

ターニャ 「何でも!」

逆は聞いた事あるけど…

彼氏がスキン付けてくれないって

……

とにかくターニャを抱きしめて寝たんだ


ターニャ、いい匂いなんだ
ターニャの髪が、俺の頬をくすぐってた


ターニャと指を絡めて寝たんだ

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