《MUMEI》 おわったら、はじめよう 例えば、私たちの世界以外に別の世界があるとしよう。 想像することだったら簡単でしょう? あなたの今想像したその世界は、きっとどこかで存在していることでしょう。 世界は、想像した人の分だけ存在します。 世界は、想像した分だけそこに存在します。 これは、その多くの中の一つにすぎない世界の物語。 いつかに人が想像した世界の物語。 -------------------------------------- 恨みや、妬みが形になって具現化する世界 [サン・ラノワ] そこでは、一見平和で溢れた世界が広がる理想の世界。 しかし、その世界の人々を脅かすものも確かにあった。 [オーダ] 人の闇が具現化したものだ。 心は、無く。 ただ人を襲う。 意志がないから、悪意の対象も分からないまま片っ端から人の命をさらうのだ。 オーダを消滅させられるのは、[マリアの羽]と呼ばれる武器と、それを扱う[クラージマン]と呼ばれる者のみ。 しかし、神聖なるその武器は邪を滅する事はできるも防ぐことはない。 防げばたちまち灰になり汚れることになる。 その為、人が必要とするのはパートナーである。それも、異形でなけば・・・。 さて、これぐらいにしてそろそろ始めようか。 次へ |
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