《MUMEI》

ターニャが話したんた

アミさんの家が本家で
よく、集まってたんだって
同じ土地に、誰も住んで無い、古い家が建ってたんだって

そこで、よく遊んでたんだって


ターニャ 「アミとタクマが 、お酒飲んでいちゃいち ゃしてたの」

「あの二人、たまに、エッ チとか、あの家でしてた の知ってたから…」

「邪魔しに行ったんだ…」

「……こんな目に会うなん てね…」

「…」

「あの二人に……」

「写真、見せられて…」

「初めて知ったの」

「私を犯した人か誰なのか …」

「また、ヤラセロっだって …」

「……最低よ…」

「怒りがおさまらなかった …」

「もしかしたら、…」

ターニャが俺を見たんだ

ターニャ 「もしかしたら、 …あの人なら…」

「…って……」

「…ごめん…」

翔太 「そうだね」

「わかるよ」

「…もう、俺の女だからな …」

ターニャ 「…翔太…」

翔太 「だよね?…」

ターニャ 「うん…翔太の、 女だよ…」

「手、離しちゃ、嫌だょ」

翔太 「うん」

ターニャをきつく抱きしめたんだ


ターニャが甘えて来た


俺、ターニャを膝の上に、横座りさせたんだ


頬を寄せ、すりすり、して
ターニャの温もりを抱きしめてたんだ


何も、話さなくても

ターニャの温もりが近くにあるって事だけで

俺、安らぐんだ


ターニャとキスをした

ソフトで甘いキス


長く、長く、唇を触れさせていたんだ


ついばむように


ターニャ 「このまま…眠り たいなぁ」

翔太 「うん、」

「ここで、寝ちゃおうよ」


ソファーに横になって
ターニャを抱きしめてたんだ


ターニャの寝息


ターニャ、寝不足気味だったみたいだから


ゆっくり、お休み


俺、ターニャを守るよ


何があっても


ターニャ


凄く、愛しい


ターニャの鼓動を感じながら

俺、そう感じてたんだ

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