《MUMEI》
4人の関係
翔太 「どうなってんの?」

ターニャ 「わかんないょ」


俺、タクマさんからの電話だったんだ

アミさんが家出したんだって
もしかしたら、俺ん家に来るかもって

もし来たら、電話くれって……

ターニャには、アミさんからだった

今、下に居るって

ターニャに話しがあるから出て来いって…


俺、急いで服を着て

翔太 「アミさん向かえに下 に行くね」

「ターニャ、服着て」

ターニャ 「うん、 」

……

アミさん
ターニャと二人で話しがしたいって、かなりご立腹だったんだ

家で話しなよって、
俺、アミさんを説得したんだけど

アミ 「タクマ、呼ばないで よ!…」

そう、言われたんだ

………

アミさん、仕事帰りだったみたい

翔太 「俺、席外そうか?」

アミ 「うん、悪いけど、そ うしてもらえる?」

ターニャ 「いいよ、翔太、 そこに居て」

アミ 「ターニャ、私、アン タに文句言いに来たの…」
「わかる?…」

「翔太に聞かれたく無いで しょ…」

ターニャ 「構わないわ」

「翔太には、全部話してあ るから…」

アミ 「……」

沈黙がつづいてた

俺、少し離れた場所に座ってたんだ

ターニャとアミさんはソファーで向き合って座ってた

俺、アイス珈琲を出したんだ

何か、行動してる方が、気が楽だったから


アミ 「ありがと…」

「翔太、何聞いても大丈夫 なの?」

翔太 「アミさんが聞かれた くないなら、俺、席外す よ」

アミ 「……」


アミさんの携帯電話が振動してた

着信音、消してあるんだ


アミ 「本人達の前ではなそ うかしら?」

ターニャ 「…私は、構わな いわ…」

アミ 「そう…」

アミさんが電話に出たんだ
相手は、タクマさんだった
アミさん、直ぐに来いって、タクマさんを怒鳴ったんだ

……

無言の室内…

張り詰めた空気…

……早く、タクマさん来ないかなぁ…


…胃が痛くなりそうだよ…
女の子達だから、殴り合いとか無いよね…


…アミさん、かなり怒ってる…

ターニャと、何があったんだろ?

……

インターホンが鳴った

タクマさんが来たんだ

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