《MUMEI》

アミ 「そっちに、座りなよ 」

アミさんの隣に座ろうとしたタクマさんに
アミさんが、そう言ったんだ

一人掛けのソファーに座ったタクマさん


翔太 「アイス珈琲で良い? 」

タクマ 「あぁ…」

なんか、神妙なタクマさんだった


タクマ 「なぁ、今話すのは …」

アミ 「知ってるみたいだよ 、翔太」

タクマ 「…」

アミ 「ターニャ、何で?」 「ずっと、黙ってるつもり だったの?」

ターニャ 「…言いそびれた だけ」

アミ 「ふざけないで!」

ターニャ 「ふざけてないよ …ホントよ…」

「タクマと、私がシタ事で しょ?、アミが言ってる 事って…」

アミ 「そうよ…」

「いいわけぐらい、聞いて あげる……話して!」


タクマ 「聞いてくれ、アミ …」
アミ 「黙ってて!」

「女同士の話しが終わって から、…アンタのいいわ けも、聞いてあげるわ…」
タクマ 「…」


タクマさんがシュンとなってた

アミさん、怒ると、恐いんだね…


アミ 「翔太、知ってるんだ よね?」

ターニャ 「うん…話したか ら…」

アミ 「…そう…」

「なら、この場でちゃんと 話してよ……タクマと寝 た訳を…」

ターニャ 「エッチな事はし たけど、寝てないよ」

アミ 「…何、変な取り繕い …」

ターニャ 「嘘なんて言わな いよ」

「寝たなら寝たって、翔太 に話すよ」

「翔太には、嘘、つきたく ないの」

アミ 「…じゃぁ、何したの よ!」

ターニャ 「…いいわけ」
「させてもらうね…」

ターニャ、アイス珈琲を一口飲んでから、話し出したんだ


ターニャ 「…私に乱暴した のが…」
「タクマなら、良かった」

「そう、思ってたの…」


「女の子を酔わして放置す るなんて…酷いよね…」

「タクマも、アミも…」


「だから、あんな事に…」

「アナタ達のせいよ!」
「そう、思ってたの…」

「私がタクマに纏わり付い てたからでしょ?」

「私を酔わせて置き去りに したかったんだよね?」

アミ 「恨み?」

ターニャ 「…逆恨みよね… 、悪いのは、別の二人だ もんね」


「私ね、男の人の精液って 、見た事なかったし…」

「ホントに、アイツらに出 されちゃったのかなって ……」

「…逆恨みもあったし、ア ミに、当て付けもあった かな…

「タクマに精液見せてって 言ったの」

「アミの、居ない時を見計 らって」


「……手で、射精 させた だけだよ」

アミ 「……」

「それだけだなんて思えな いわ…」

ターニャ 「パンツ脱いで 、触らせたよ…」

「見なきゃ、出せないって 言われてさ…」

「指は、入れられたけど、 他のモノはお断りしたの」
アミ 「…」

ターニャ 「もし、断っても 、聞いてくれなかったら 、ヤラレちゃったんだろ うね…私…」

「その時は、それでよかっ たのかもね…」

「自棄になってたしね…」


アミ 「…嘘、無い?」

ターニャ 「無いわ」

アミ 「……」

ターニャ 「ごめんなさい」

ターニャが頭を下げたんだ
ターニャ 「私が悪いの…」

「アミにしたら、インサー トしたかどうかなんて、 関係無いもんね…」

「ごめんなさい…」

………

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