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《MUMEI》 アミ ｢…そう…｣ ｢ターニャ、精子見たいっ て……｣ ｢あの時、膣内射精された の？｣ ターニャ ｢…たぶん…｣ ｢しっかり入ってたかどう かは、わからないけど…｣ ｢見て無いの？｣ アミ ｢見ないわよ…｣ ｢嫌でしょ、見られたら｣ ターニャ ｢…うん…｣ アミ ｢…私のせいね｣ ｢ターニャを酔わせて置き 去りにしたの、私だから …｣ ｢私も、いいわけだけど… 、まさか、弟が…なんて …｣ ターニャ ｢もう、いいよ｣ ｢翔太とシタ時ね｣ ｢血、出たんだ…｣ ｢だから…｣ ｢それが、ホントの…｣ ｢そう、思う、事に…｣ ターニャ、涙を堪えてた …… アミ ｢…翔太、知ってたの に、仲良くしてくれてた んだね｣ 翔太 ｢昔の事でしょ｣ ｢それに、ターニャが、好 きだった相手だもん…｣ ｢…アミさんの、弟とは、 俺、仲良くは出来ないよ｣ ｢けど、これは、別次元の 事じゃん｣ アミ ｢……｣ タクマ ｢俺にもいいわけさ せろよ｣ アミ ｢何よ…｣ タクマ ｢…ターニャに、せ まられたら｣ ｢断る事出来る男なんて居 ないぜ…｣ ｢入れなかっただけでも、 俺、頑張った方だと…｣ ターニャ ｢舐めたいとか、 言ったくせに、…｣ タクマ ｢いや…その…｣ アミ ｢ヤラセロ、は？｣ ｢言わなかった？このバカ …｣ ターニャ ｢…言ってたよ｣ アミ ｢ターニャが、黙って たら、ヤルつもりだった んだ…｣ ｢ムカつく…｣ タクマ ｢…｣ タクマさん、真下向いてた こうなると、男って弱いよね… ターニャ ｢アミが居るのに 、シタがるんだぁって…｣ ｢幻滅したな…｣ タクマ ｢…｣ ターニャ ｢そのくせ、偉そ うな事ばっか言って…｣ ｢男なんて、エッチ出来れ ば誰でもいいんだって、 わかったの｣ ｢私の男嫌いの原点ね…｣ タクマ ｢…｣ アミ ｢それで、タクマを、 毛嫌いしてたの？｣ ターニャ ｢…何でかなぁ｣ ｢男、全部嫌いだったかな ぁ｣ ｢お父さんも、嫌いだった しね…｣ アミ ｢翔太を、タクマに絡 ませたのも、そんな理由 からなんだね｣ ターニャ ｢…うん…｣ ｢…翔太も、浮気とか、す るのかなぁ…｣ タクマ ｢するよ…男は…｣ アミ ｢黙れ…浮気者…｣ ｢離婚してあげようか？｣ タクマ ｢…スマン…｣ 翔太 ｢離婚って…｣ ｢昔の事でしょ？｣ ｢アミさん達が結婚する前 の事でしょ？｣ アミ ｢ターニャの事じゃな いわよ…｣ 翔太 ｢えっ？！｣ 前へ |次へ |
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