《MUMEI》
仲間入り
2人とも丘に座っているいると裏から若い男の人が2人の肩を叩いてきた。2人は後ろを勢いよく振り向くと、そこには若い男の人だった。若い男の人はとてもにこにこしていた。
「よし!俺ん家に泊まれ。というか今日から俺達の仲間入りだ!家族が1人増えたな。これはにぎやかになるな。 「よし、家に帰るぞ。家でじい様が待っている」
丘を越えると家が見えてきた。
「おーい、帰って来たぞー!さー咲音くん上がれ」
「お、お邪魔します。」
僕は、家の中を見渡した。
すると、向こうから黒い影が見えた。      
若い男の人は手を叩いた。
「おいで!ブラック」
若い男の人が呼ぶと、猫が走って来た。
「ニャーニャー」
ブラックは僕の顔を、ぺろぺろとなめてきた。
僕は、とてもくすぐったかった。僕がくすぐられていた時振り向くと、2人とも先に行ってしまった。
僕も後を追った。するとすぐに、扉の向こうからいい匂いがする。僕は匂いがするほうへ行くと、豪華な料理が並べてあった。
「美味しいそ〜。」
「旨いぞ〜、俺が腕によりをかけて作ったから。」
すると、向こうからじい様がやって来て座布団に座った。そしてこっちを向いた。 
僕は、とても冷や汗をかいた。

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