《MUMEI》

観客席。


ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!


「すげぇ…」


ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!


「これが千葉さんの本気…」


ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!


「はぁ?
何言ってんだ千秋?」


ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!


「えっ…?」


ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!


「あれはまだ本気じゃないよ。


今ようやくエンジンかかったとこ。


こっから段々にギア切り替えてくんだよ。」


ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!


「ま…マジすか…?」


ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!


「恭介そのエンジンとかギアとか言うのやめてよ。」


ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!


「はぁ?何でだよ?
例え的にはバッチリだろ。」


ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!


「うんうん。


すげ〜わかりやすい。


言ってることは最もなんだけどさ?」


ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!


「けど何だよ?」


ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!


「恭介免許持ってないじゃん。」


ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!


「なっ…いいじゃん別に!!」


ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!


「いやわかるわかる。


何か腹立つんだよ。


知ったかしてるみたいで。」


ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!


「不和さんまでッ!!」


ドドドドドワーワーッ!!!!!!!!!

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