《MUMEI》
月空
じい様は笑って話てきた。
「おー!あんた、ここにいるってことは花園家の仲間になるってことか!それはよかった。これからはいっしょに空が見れるな!」
僕は、首を傾げた。
「あのー?空を見るってどういうことですか?」
じい様は笑った。
「夜の空を見るんだ。この頃は月空が見える。でも、見えるのは一時間しか見えない。なぜかというと、一時間以上見ると呪われてしまう。だから一時間以上見ないのだ。」
そういうとじい様は険しい顔をした。
すると向こうから若い男の人が片手で焼き肉セットを持ちもう片方に、皿を持って来た
そして、皿を置いた。
春香も後を、ついてきてテーブルの前にある椅子に座った。
「じゃあ、飛憂雅くんの仲間入り祝ってかんぱい!」  
男の人の声が、響く。
その声と同時に春香は皿の上にある、ピザを素早くとった。僕もそれが、食べたかった。先に取られてちょっと悔しかった。
僕は2人の名前を忘れていた。
「あ、あの、二人の名前ってなんですか?」
男の人は、聞かれると手を止めた。
「あー!。ごめん紹介が遅れた。俺の名前は花園 時雨だ
で、じいさんは花園 雷なので覚えてくれ。

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