《MUMEI》

何か、変な喧嘩?になっちゃった

翔太 「はい、おしまい」

「俺達帰るね」

「ターニャとエッチしたい から」

スゲー明るく、そう言った俺

アミ 「あっ、タクマ、今日 なら、中でも大丈夫だよ」
タクマ 「マジ?!」

アミ 「出したい?」

「私の中に…」

アミさんのセリフ聞いて
俺もターニャも赤面しちゃったんだ

翔太 「邪魔だね、帰ろう」

ターニャ 「うん」

翔太 「んじゃ、仲良くね」
「お二人さん」

アミ 「貴方達もね」

翔太 「またね」

タクマさん達とバイバイして、家を出たんだ


ターニャと腕組んで、歩いたんだ

ターニャ 「ねぇ、やっぱ気 にしちゃうの?」

翔太 「…たまに…」

「嫉妬だね…」

「格好悪いね、俺…」

ターニャ 「私だって嫉妬す るよ…翔太の過去に…」

翔太 「…うん」

ターニャ 「…アミのおっぱ い触った…」

翔太 「あれは…」

ターニャ 「ムカつく…」

翔太 「…ごめん…」

ターニャ 「…」

翔太 「!…」

街中で、いきなりターニャがキスして来たんだ

ターニャ 「いつの間にか」
「翔太、背が高くなってる ね…」

ほんの少しだけど、ターニャより高くなってたんだ

ターニャ 「高校の頃は、同 じぐらいだったよね」

翔太 「うん、そうだね」

道行く人が、俺達を見てた
俺、ターニャの唇を
もう一回、ついばんでから
手を繋いで歩き出したんだ
ターニャの細い指が
しっかりと
俺の指に絡んでたんだ


ターニャ 「手、離しちゃ嫌 だよ…喧嘩、しても…」

翔太 「うん、離さない」

「絶対、離さないよ」

ターニャ 「うん」

夜風が、少しだけ、秋の気配を運んで来てた

気持ち良い風が

頬を撫でて行ったんだ

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫