《MUMEI》

腕に、ターニャの歯形がクッキリと残ってた

うっすらと、血が滲み出てたんだ


ターニャ 「あにょ…」

「すっごく痛かったんだか らね!」

「お尻に…そんな、太いの ……」

翔太 「あ、謝らないからな !」

ターニャ 「…謝んなくて、 いいけど…」

「…気持ちよく、ない…」

「痛いだけじゃなぃ…」

翔太 「……」

ターニャ 「…ばっちぃよ」

「お風呂行こう…」

翔太 「うん…」

ターニャ 「!…」

翔太 「どうしたの?」

ターニャ 「さ、先に行って て…」

翔太 「ターニャ?」

ターニャ 「いいから、先に 行って」

「お湯、溜めといて…」

翔太 「うん…」

………

ターニャ、後から来たんだ
一緒に湯舟に入ったんだ


ターニャ 「翔太、直ぐ出し ちゃってたね?」

「翔太は気持ちよかったの ?」

翔太 「うん…」

「ターニャ、痛かった?」
「よね……」

ターニャ 「……うん」

「また、したい?」

「お尻…」

翔太 「……うん…」

ターニャ 「はぁ……」

「もぅ…」

翔太 「そんなに、嫌だった の?」

ターニャ 「……」

翔太 「嫌って、言ってくれ れば…」

ターニャ 「言えないよ!」

バシャ!

翔太 「ぅわっ!」

ターニャにお湯掛けられたんだ


顔を拭った俺

その時、ターニャが俺を抱きしめたんだ

自分の胸で

……

ターニャ 「嫌な事、言うね …」

「私、たぶん、されちゃっ てるでしょ?…お尻…」

「…翔太に拒んだら…」

「過去を気にしないでって 言いたかったけど…」

「言えないょ…」

「私だって、気にしちゃう もん…」

「翔太の過去…」

「それに、負けたくなかっ たし…お姉さんに…」

翔太 「ターニャ…」

ターニャ 「よかった?」
「私のお尻?」

翔太 「うん…」

ターニャ 「パメラとも、し たんでしょ?」

翔太 「…うん…」

ターニャ 「…」

翔太 「ターニャ?」

ターニャ 「今、嫉妬中…」 「顔、見られたくないの」

翔太 「……」

「ターニャ、身体、洗って あげる」

俺、そう行って、ターニャの顔を見て

そのままキスしたんだ

優しくターニャを抱きしめながら

………

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