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《MUMEI》 アミ ｢しまい込めるの？｣ ターニャ ｢…普段、忘れて ればいい事でしょ｣ アミ ｢そうね｣ ターニャ ｢アミが言ったよ うに…｣ ｢たいした事じゃない、… なんて…考えられないよ ………私はね…｣ アミ ｢…｣ ターニャ ｢タクマを引き合 いに出して、悪いんだけ どね｣ ｢タクマと…の事は…｣ ｢私は、べつに…｣ ｢しちゃったわけじゃない し、……｣ ｢翔太は、今、友達付き合 いしてて｣ ｢…なんか、気にしちゃっ たりするのかなって、… それだけかな……｣ ｢私が気にしちゃうのは… …｣ 翔太 ｢…どうやって迫った の？｣ ターニャ ｢えっ？｣ 翔太 ｢聞いちゃダメ？｣ ターニャ ｢…｣ アミ ｢私も、それ聞きたい な…｣ ターニャ ｢…ちょっと、エ ッチな話し、してたとき に、ね… ｣ アミ ｢エッチな話し？｣ ターニャ ｢…うん…｣ ｢アミと、エッチしてるの って聞いたの…｣ ｢…そんな話し、してたと きにね…｣ ｢タクマが聞いて来たんだ …｣ ｢下も金髪なのって…｣ タクマ ｢あ、いや、それは からかっただけ…｣ アミ ｢…バカ…｣ ｢コイツ、昔、私にも言っ たよ…｣ ｢クオーターの乳首って何 色って…｣ タクマ ｢……｣ 翔太 ｢ターニャ、何て答え たの？｣ ターニャ ｢……｣ 翔太 ｢…｣ ターニャ ｢…言いたく、な いなぁ…｣ 翔太 ｢いきさつ、聞きたい な…｣ ターニャ ｢……｣ ｢…聞かれたから…｣ ｢…見て、見るって…｣ ターニャ、俺をチラッと見て、話したんだ ターニャ ｢昔の事だからね 、あの時は、少しヤケに なってたから…｣ 翔太 ｢…そっかぁ…｣ ターニャ ｢…翔太、怒った ？｣ 翔太 ｢怒らないょ…｣ ｢ちょっとジェラシー…｣ そう、俺が言うと ターニャ、困った顔したんだ タクマ ｢い、言い訳だけど な｣ ｢そう言われて……｣ ｢…やっぱ、見たかったし ……｣ ｢見るだけの、つもりだっ たんだぜ｣ ｢……｣ アミ ｢そんで、どうして、 そうなったのよ…｣ タクマ ｢……｣ ターニャ ｢私が言ったのよ …｣ ｢射精して見せてって｣ ｢後は、知ってるよね…｣ 翔太 ｢…うん…｣ アミ ｢ターニャ、何で、最 後までしなかったの？｣ ターニャ ｢……何でかなぁ ？｣ ｢ちゃんとした、セックス 、知りたかった｣ ｢寝てる間に、ムリヤリと かじゃなく…｣ ｢…けど、アミの顔が浮か んで来て…｣ ｢アミが居るのに、私に、 夢中になってるタクマが ムカついたのかも…｣ アミ ｢……｣ ターニャ ｢よくわからない んだ、私にも｣ ｢精神状態、おかしかった んだよ、きっと…｣ アミ ｢ねぇ、ターニャ、… ひとつだけ、教えて？｣ ｢……タクマとは、｣ ｢それっきりよね？｣ ターニャ ｢うん…｣ ｢その時だけよ｣ アミ ｢うん…｣ ｢タクマ、何で私に言った の？｣ ｢ターニャと寝て見たいっ て？｣ ｢その、後でしょ？｣ ｢私に言ったのは…｣ タクマ ｢…冗談半分だった んだけどな…｣ ｢ターニャの、身体が頭か ら離れなかったのも、事 実なんだ…｣ ｢抱いてみたい…そう、思 ってたんだよな…｣ ｢何でそんな事、口に出し ちゃったのか、わからな いよ……｣ アミ ｢そんなに、いいの？ 、ターニャの身体って…｣ タクマ ｢ターニャには、凄 い失礼な言い方なんだけ ど…｣ ｢金髪の娘と…なんて…… 、そうそうチャンス無い しね｣ ｢まして、こんな美人とな んてさ…｣ ｢男の欲望だよな…｣ ｢…ガキだったんだよ、俺 ……｣ ｢自分の欲望しか、見てな かったんだ…｣ ｢……｣ 前へ |次へ |
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