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《MUMEI》 翔太 ｢嫉妬も、同じなんだ ね｣ ターニャ ｢…同じじゃない よ…｣ ｢翔太、たくさんあるじゃ ん…｣ ｢過去…｣ 翔太 ｢……｣ ターニャ、すねてた… 翔太 ｢姉さんかぁ…｣ ｢もう、思い出の、人だよ なぁ｣ ターニャ ｢でも、また、会 うでしょ｣ 翔太 ｢そうだね、｣ ｢そっかぁ、だから、タク マさんの事、気にしてた んだ、ターニャ｣ ｢友達付き合いなんちゃら って｣ ターニャ ｢…うん｣ 翔太 ｢まぁね…｣ ｢ターニャのアソコを、自 由に触った人だもんね｣ ターニャ ｢自由って…｣ ｢ちょっとだよ…｣ 翔太 ｢うん…嫉妬する…｣ ｢けど、憎しみとか怨みと かは無いよ｣ ｢俺、タクマさん、好きだ し｣ ｢変な男じゃないからね｣ ターニャ ｢…あの事のほう が、翔太は嫌なんだ？｣ 翔太 ｢……うん｣ ｢胸が引き裂かれそうな、 気持ちになるよ…｣ ターニャ ｢…｣ 翔太 ｢ターニャは、俺の過 去の何を、１番気にして る？｣ ｢パメラ？、姉さん？｣ ターニャ ｢パメラは…べつ に…｣ 翔太 ｢まだ、連絡し合って るんでしょ？｣ ターニャ ｢うん、たまにメ ールとかでね｣ ｢数少ない、私の友達だか らね｣ 翔太 ｢嫌じゃないの？｣ ｢俺、寝たんだよパメラと ｣ ターニャ ｢…そっか｣ ｢タクマも、同じか｣ 翔太 ｢うん｣ ターニャ ｢…けど、私は最 後までしてないもん｣ 翔太 ｢する、つもりだった んでしょ？｣ ターニャ ｢……｣ ｢もったいないから止めた の｣ ｢私の事、大事にしてくれ る人と、いつか、ちゃん としようって…｣ 翔太 ｢セックスに、興味は あったんだ？｣ ターニャ ｢…そりゃぁ…あ るでしょ、みんな…｣ ｢翔太、女の子は、男の子 と違うんだよ｣ ｢あんな、初体験…最悪だ よ…｣ ｢…だから…｣ 翔太 ｢うん｣ ｢けど、ターニャの初体験 は俺だよ｣ ｢血も、出たし｣ ｢何より、抱かれたいって 思ってくれたんでしょ？｣ ｢だから、俺が初だよね｣ ｢うれしいなぁ｣ ターニャ ｢…｣ ターニャが俺の頬に 自分の頬を寄せたんだ ターニャ ｢ずっと、一緒に 居てね｣ 翔太 ｢うん｣ ｢ずっと、一緒だよ｣ ターニャと、指を絡めたんだ 重なる唇 ターニャの温もりを 肌で感じたんだ 愛しい 大切な人だ ターニャ ……… 前へ |次へ |
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