《MUMEI》

アミ 「そんなに、知らない わよねぇ……ターニャ…」
タクマ 「俺か?」

「俺…デカイ方だと、思っ てたんだけどなぁ…」

アミ 「ターニャ、見たのっ てコレだけじゃないの?」
アミさんが、タクマさんの股間を指差して言ったんだ
タクマ 「…コレ、か、俺の は…」

アミ 「タクマよりおっきい なら、凄いよね」

「私、タクマより大きい人 なんて、知らないよ」

ターニャ 「…おっきぃと… 思うよ…」

アミ 「タクマ、凹んでる… 」

アミさん、悪乗りしてるなぁ…

タクマ 「へ〜ぇ、ターニャ 俺の、そんなにハッキリ と、覚えてんの?…」

タクマさんまで悪乗りしてるょ…

ターニャ 「…翔太の前で、 言えないょ…そんな事」

翔太 「覚えてるんだ?」

ターニャ 「……」

翔太 「ふーん…そっかぁ」

意外だった

ターニャが、そんな質問に答えるなんて

ターニャ 「…」

アミ 「あっ、ターニャ、困 ってるぅ」

アミさん、ターニャを茶化すように言ったんだ

アミ 「開き直って、言っち ゃいなさいよ」

そう、アミさんに言われて、
ターニャ、お酒を一気飲みしたんだ


ターニャ 「アミの弟達の、 も、映像で見たわよ…」

「屈辱的な映像をね…」

「なによ、アイツら」
「ちっちゃくって包茎で… …」

「そうよ、タクマと比べた のよ!」

ターニャ、そう言ったんだ
アミ 「開き直ったね、ター ニャ」

ターニャ 「だって、それし か知らないの、みんな知 ってて、私をからかって るんじゃない!」

ターニャ、完全に開き直ってたみたい

ターニャ 「男の人って、大 きさ、きにするんだね」

と、タクマさんを見て、
ターニャが言ったんだ

俺、ちょっとビックリだったんだ

……

ターニャ 「…部屋、暑くな い?」

ターニャが話しをそらしてセーターを脱ぎだしたんだ

タクマ 「……」

アミ 「タクマが、ターニャ の胸、見てるよ…」

ターニャ 「?…服、着てる じゃない?」

アミ 「タクマ、そういうフ ェチなんだよね」

「服、着たままとか、好き なんだょ、タクマ…」

アミさん、凄く、やらしい言い方だった

顔を染めながら、
やらしい会話を楽しんでるような…


タクマ 「…何かさぁ」

「ふとした瞬間に、女性の 胸の膨らみとか、見ちゃ うとさ…」

「ドキッとしない?」

タクマさんが、俺を見て、同意を求めたんだ

ターニャ 「翔太はスカート だよね」

翔太 「…うん…」

苦笑いした俺

アミ 「それでターニャ、い つもスカートなんだ」

ターニャ 「翔太、よろこぶ んだもん」

翔太 「ぁは……」

もう、勝てません

ただ、苦笑いしてるだけの俺だったんだ


アミ 「ターニャ、よかった ら」
「私のお古、持ってく?」

「いらないスカートもある よ」

ターニャ 「いいの?」

アミ 「うん、」

アミさんがターニャを部屋に連れて行ったんだ

……

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