《MUMEI》
笹木希
 俺の名前は笹木希【ささきのぞむ】。14歳。中学生だ。
身長163cm、体重55kg、成長期真っ只中。
性格……ガサツ?,適当,無関心

 もし、まわりにこんな性格の男が居たらイヤだな…とまで思っているが、俺自身『こんな性格』のイヤな奴。

 で、実は、おん…(ん?)
「希!!何しようと〜?ホームルーム終わった!?帰ろうよ!!今日ウチね〜!……―――」

 この、やたらとテンションの高い女は、原 弘美【はら ひろみ】。

 俺が転入した時から関わってくる不思議な奴…とは言っても、初対面というワケではなかった。
 俺と弘美は幼稚園の時、親友だったらしい。

 小学生になると校区が違ったので、隣の校区の学校に通っていた。

 親友と言っても幼稚園児だ。
 すぐに仲の良い友達が出来て、特に思い出すこともなかった。


 五年生になると同時に俺は、さらに一校区程離れた小学校に転校。

 だが、さすがは小学生。友達はすぐに出来た。

 この時期、特に仲の良かった友達を2人紹介しよう。

 まず同じ団地に住んでいて、毎日のように遊んだ麻美さん。
 小さいがリーダー的で元気も良く、とても優しい可愛らしい人だ。

 もう1人は、隣の団地に住んでいた菜々。
 五年生当時は、俺より少し背が高かった(155cm位)が、麻美さんとは違う可愛さがあった。

 スポーツは苦手でおとなしいが、恐ろしい程に勉強が出来る。普通に考えれば、俺の友達に居るタイプではないだろう……


 中学に上がる時、小学校メンバーと離れて私立中学に入学。一貫制で高校も出て、大学に行き、刑事になるのが夢だった。


 ところが、中二の春も過ぎた頃、家庭の事情で公立に戻る事になった。

 …まぁ、それは仕方ないのだが…

 すでに真面目とは言えない生徒だった俺は、さらに道を外す事になる。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫