《MUMEI》
GWの予定2
「いえ。特に…」

「あるに決まってるだろ」

「あるよ」

「あるな」

「ん」

「…ある、みたいです…」

「「いや、無いだろ」」


相変わらず押しに弱いな、成瀬先輩


そして初めて俺と榊原先輩が被った


「GWは実家に戻るように言われてるだろう」

「あ、うん。そうなんだけど… でも…」


オロオロと、会長と榊原先輩を交互に見る成瀬先輩


「別に、いいぞ。帰っても。確か、歩も帰省組だろ?」

「は、はいっ!」


歩は、会長が自分の予定を覚えててくれたのが嬉しいらしく


満面の笑みで、頷いた


「会長。あ、あの、僕、も…」

「いたのか、平凡」

「は、はい、いました」


いたけど、ものすごく頑張ってこっちに関わらないようにしてたよな、皐月


「で、どうした?」

「あの、僕も、予定が…」


…あぁ、確か


「和彦と過ごすんだよな、皐月は」

「っ、う、うん」


交流会では、和彦と皐月の仲を壊すような出来事は無かったみてーだけど


それでも、できるだけイチャイチャしたいらしい


…特に、和彦が


まぁ、中等部と高等部で、昼間はあんまり会えないからな

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫