《MUMEI》

ちっ…!!



バスッ!!



「ナイッシューッ!!!!!!」



前半16分41秒。


奥本がわずかに触れるも、


この場面ボールは未來の味方をした。


スカイが決まる。



8対5。



バチンッ!!



「「しゃあッ!!!!!」」



ハイタッチを交わす千葉と未來。



「先輩あの…
そういうのは司令塔である俺に相談とか…」
※古賀。



点差は3点。


差を縮められてこそいないものの、


古賀の投入により海南の攻撃に勢いが増しているのが伺えた。













「ビーッ!!」













オフィシャルのブザーが鳴る。



「…タイムアウトか。」



「どっち?」



「向こう(聖龍)だ。」



「ちっ…」














……………













観客席。



ザワザワ…


「また嫌なとこでタイムアウト取るね。」


ザワザワ…


「勢いに乗りそうな雰囲気だったけどな。」


ザワザワ…


「すかさず流れ断ち切りやがった。」


ザワザワ…













……………













ベンチに戻る両校の選手たち。


聖龍のタイムアウトにより、


時計は1分の間止まる。

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