《MUMEI》 GW初日10鈴木 虎之介視点 よしっ! ひ、久しぶりに、誠と二人っきりだ! 「虎之介先輩」 「ど、どうした!?」 「…? あの、消毒液の量って、この位で大丈夫、ですか?」 し、しまった 俺の勢いに、誠が若干引いてる ダメだろ、俺 俺は、頼れる寮長で 今日は、頼れる先輩をアピールするいい機会なんだからな …て、何こんなに気合い入れてんだ、俺は! 誠はただの後輩 俺はノーマルだろ 「…先輩?」 「う、あ、え」 なのに何で ダサイ作業着の誠でも、仕草可愛いとか思ってるんだよ、俺! 「…もしかして、怒ってます?」 「うぇ!?」 何でそうなる!? むしろお前が、挙動不審な俺にムカつくとこだろ? 「だって、多分、バ会長達来ちゃったの、俺のせいだから」 「ど、どういう事だ?」 まさか、生徒会役員に こ、告白とか、されたのか? 誠は神澤以外の二人に 会長と副会長に、好かれてるの 気付いてない、よな? 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |