《MUMEI》
主人公パシられキャラってどうよ…
+




なっがい1日が終わりやっと放課後までたどり着いた。





15時5分





チャイムが鳴り家へと帰宅する生徒たち、そしてそれを見送る先生。






まぁ、あたしもダラダラと帰宅準備にとりかかる








「それじゃねちよこ」
「またね〜」



廊下間際であたしに手をふる2人




「は?……どっか行くの?」






聞くと2人は、


「ちょっとお父さんに頼まれちゃって小学生の子達の稽古急に教えなくちゃいけなくなったの。急がなくちゃいけないから今日は一緒に帰れないわごめんね?」


「あぁ、いいよいいよ!頑張って!……千鶴は?」

「あたしは別に急ぎじゃないんだけどぉ、彼氏が校門にいるらしいかr……「はいはい、バイバーイ」








忙しい2人を見送るあたし……………………アレ?なんか虚しッ




「さぁ―て、今日は一段とイライラしちゃったから家帰ってテトリスでもしようかしら」






そう独り言をいいながら教室を出る。あたしが出て教室にいる生徒は4人となった。





廊下で一人ヒマだヒマだと念仏みたく口に出してると下駄箱に見知った人物がいた…………とゆうかアイツだよアイツ団子馬鹿。わかる?




眠たそうな目にムカツクほど綺麗な面した栗毛の


神山美咲









………………あ、駄目だ殴りてェ…………








今日のこともあってイライラするので完全無視を決め込もうと試みた。


ナチュラルに素通りを決め、ナチュラルに下駄箱から靴を出し、ナチュラルに帰ろうとしたらナチュラルに腕を捕まえられた。










「…………………なんだお前あたしが好きなのか?」

「せっかく飼い主が待ってたのに素通り決め込むなんて……………首輪着けようか??」

「すいませ―ん精神科のお医者さんいますぅ〜?ここに頭大怪我した人がいますよー」

「…………………………」
「いでででででで!」







無言無表情で掴んだ腕に力を込める美咲、そして叫ぶちよこ。








「放せハゲ!こちとらテトリスするって決めとんじゃあッ!!」

「…………………付き合ってほしんだよね」

「………………やっぱお前あたしが好きな「違う」






あ、違うんだ。
まぁOKしないけどな(笑)










+

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫