《MUMEI》

しかしこのバイクは違う。


青メインで黒と赤、白のラインが入っており、
シャープな形をしたデザインは直ぐに将貴の目に泊まった。


加えてかなりの軽量で、音がうるさくない。


軽量な分スピードは出るし、
音が出ない分、
感覚的に更にスピード感を感じることができる。


将貴が即買いしたのは言うまでもない。


普段なら海に行く時や単に風に当たりたい時など、
プライベートで使用するのだが今回ばかりはそうもいかない。


将貴はこのNo.2に頼ることにした。


早速跨がり、道路に出る。


そして由里香の方を向いた。


「じゃ、行ってくっから。

鍵閉めよろしくな。」


「わかった。

今日も集会あるの?」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫