《MUMEI》

1時間目の授業が終わった後。


将貴は僅かな休み時間を利用してある人物に電話をかけていた。


たった1回のコールで直ぐに相手が出た。


『か、頭!?』


相手は俺に直接かけて来るなんて珍しいっすね!
と、興奮気味にまくし立てる。


「ああ、特務任務だ。」


『と、特務任務・・・!』


息を飲むのが電話ごしからでもわかった。


「そうだ。

俺のバイクを取りに来い。」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫