《MUMEI》
誠への告白(会長編4)
歩「…」


会長「何とか言えよ!」


歩「僕、『それってセフレって意味ですか?』って質問しただけですよ?」


会長「上目遣いで言ったら、それは『セフレになりたいです』って意味だろ」


一同 違うとツッコミを入れる


歩が上目遣いだったのは、単に、座っていた歩が立っていた会長を見上げただけ


一同「バカだ…」


会長「うううるせー!それだけ俺のセフレ希望多かったんだよ!」


歩「本当に、バカだ…」


会長「まだ言うか!」


歩「いや、僕が」


会長「は?」


歩「アンタがこんなにまっすぐなバカだと気付かないで、深読みして

女みたいに振る舞って

大勢の人間を巻き込んで。

本当に、バカだった」


会長「お前は…

そうだな、バカだな。

今のお前ならセフレじゃなく、本命にしたかもしれないのに」


歩「嫌だよ。アンタのセックスは、たまにだって疲れるのに。

つーか、もうしたくない」


会長「な、何だと!あんなにアンアン言っておいて」


歩「半分演技だし」


会長「何だとぉ!」

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