《MUMEI》
変な夢
ある日少年は変な夢を見ました、
おばあさんが砂場でひとり何かを探しています。
少年は声をかけました「なにを探してるの?」
おばあさんはいいました、
「私の左の小指がなくてねぇ」
不思議と怖さはなく少年もいっしょに探すことにしました。
しかしなかなか見つかりません。
あきらめようかと思い始めた時やっと指が見つかりました。
少年は笑顔でおばあさんに渡しました。
するとおばあさんは
「ちっ」
と小さく舌打ちをしました。
その瞬間少年は目が覚めました。
指を見つけたのに舌打ち…じゃあもし見つけられずにあきらめていたら…
   変な夢 完

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