《MUMEI》 枕返し朝目覚めると寝付いたときと正反対の方向に頭があるという事がたまにある。 これは寝相の問題で誰でも普通に起こることだが、布団、枕、身体の全部がまるごと反対方向に向いてしまったときは気をつけたほうがいい。 この世の物では無い何かがズルズルとあなたの布団を引っ張って回転させているのだ。一度標的になるとこの遊びは毎日繰り返される。宿主が死ぬまで…。 枕返し 完 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |