《MUMEI》 「モジャキジッ!! 約束通り試合終わったらストレートパーマだからなッ!!」 「何だその約束って!? つか、モジャキジってなんだよ!!」 ヒュッ!! ボールを投げる奥本。 「お前点入れられる度にモジャのこといじんなよ。」 ※二ノ宮。 「止めね〜のが悪い。」 ※桜井。 「桜井何だかんだいって望夢のこと気に入ってるだろ。」 ※阿久津。 「気に入ってね〜。 チーム的にいらね〜。 髪型うぜ〜。」 「…気に入ってるな。」 ※二ノ宮。 …………… 観客席。 ワーワーッ!! 「ゆ…ずらね〜な…」 ワーワーッ!! 「危なっかしいすね… もうミスが許されないような展開なのに、 ギリギリのとこで繋ぎ止めてる…」 ワーワーッ!! 「何してんだ久志…」 ワーワーッ!! 「…あいつも上手く機能すれば聖龍の裏をかけそうなもんだけどね。」 ワーワーッ!! 「…」 ワーワーッ!! 「ただ残念ながら…」 ワーワーッ!! 「?」 ワーワーッ!! 「あいつはそのプレーを選択することができない。」 ワーワーッ!! 「…何でですか?」 ワーワーッ!! 「プライドが高い。 実力は認めるけど、 勝ち方に拘れるほどの選手だとは思えない。 実力以上に思い上がってる。 まぁ… 高二であんだけのもん持ってりゃしょうがないような気もするけどね。」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |